ミスサイゴン帝劇公演
今回はこの前帝劇公演が千秋楽を迎えたミスサイゴンについて書かせていただきます。
これから始まる全国公演に行かれる方、また行こうかどうか迷っている方は是非参考にしてください。
私は今回、市村エンジニアと、ユカイエンジニアの2公演を見に行きました。
私は今までミスサイゴンを見に行ったことがなかったのですが、初めて見たときは本当にショックを受けるほど感動しました。
まずは舞台装置。これは何と言ってもヘリコプターですね。あれはすごいです。舞台のどこにあの大きな巨体を隠していたのか・・・息を飲むとはこのことなんだなと思いました。
また、ヘリコプターのシーンは客席にまで風が吹いてくるような気がしたのでとても臨場感があります。
また僕は始まり方がすごく好きでした。スピード感があり、すっとその世界に引き込まれる感覚がありました。
またキャストのことを言わせてもらうと、どの方も素晴らしかったです。
エンジニア(今回は駒田エンジニアは見れませんでした)はそれぞれの個性が出ているので三者三様でどの方を見ても楽しいと思います。
ユカイエンジニアはお決まりのあの言葉を言ってくれますし笑
今回に関して言えば、市村正親さんがエンジニア役卒業ということでしたが、キレッキレでしたよ。まだまだエンジニアやってほしいですね。本人も卒業と言っていますが、まだまだやる気のようですし笑
ベタ褒めなので、ちょっとなーと思ったことも挙げさせていただきます。
まずはストーリーが難しいです。やはり題材が重いからという理由もありますが、ストーリー展開が早いので頭がついていくのが必死でした。
なので二回目の方が楽しめたかなという感じがあります。
事前にストーリーの予習をしておいた方がいいかもしれないですね。一緒に行った方は、いきなり回想シーンがあって分からなくなっちゃったと言っていました。
回想シーンがあることを頭に入れておけば、あのシーンをすっと受け入れられるかもしれませんね。
また、ちょっと歌が聞き取りづらいかなという印象を受けました。どの方もとても歌唱力があり、素敵な声なのですが、舞台の迫力に圧倒されてしまい、歌詞を聞き逃してしまうということがあるので気をつけてください。
あと、ストーリーについてなのですが、ベトナムやアメリカやバンコクなど転々とするので頭がついていきません笑
そのために歌詞に集中した方がいいかもですね。
しかしストーリーの細部にこだわらなくても、最後まで楽しめるはずです。
正直、ハッピーエンドの話ではありませんが、何か私たちに問題提起してくれるような作品です。
いい意味でこの作品を見ると疲れると思います。それほど熱のある、熱い作品です。
本当に素晴らしいキャストの皆さんなので、是非見に行ってほしいです。
ストーリーや演出のネタバレを防ぐために表面上の、中身がスッカスカの記事になっていしまいまして申し訳ありません。
まだまだミスサイゴンについて書きたりないので今後また書けたらと思います。
読んでいただきありがとうございました。