カンゲキ日記

ミュージカルや演劇、映画やDVDなどの観劇したこと、感激したことを日記として書いていこうと思います。

マーダーバラッド観劇レポート

今回は先日千秋楽を迎えましたマーダーバラッドの観劇レポートを書きたいと思います。

今回は全ての公演が終わったのでガンガンネタバレを書く予定ですので、知りたくないという人はご遠慮ください。

 

 

劇場は銀河劇場。

客席と舞台が近くてとてもいい劇場です。

 

席は一階の最後尾でしたが座高が高い僕にとっては後ろの人に気を使わずに見れたので満足です。

 

舞台は緞帳なしで真ん中にビリヤード台があります。その上には換気するためのプロペラみたいなのが回っています。(名称がわかりませんでした笑)

そして舞台の左右にはステージシートがあります。羨ましい限りですね。

でも初めてみるにはやはり前から見た方がいいのかなーと思います。

 

 

いよいよ上演。

暗転し、頭からフードを被った4人のキャストが客席横から出てきます。

そして濱田めぐみさんの力強い声から始まります。

最初の歌はキャスト4人で歌います。

今更ですが、4人とも素晴らしいです。

 

それからトムとサラの過去のシーンです。あっきーはセクシーですね〜

サラとトムがイチャイチャするシーンもとてもセクシーです。それを冷静に傍観し、ナレーションするめぐみさん・・・

 

それからマイケル、さとしさんがサラと出会います。このマイケルはとても真面目な男性です。

真面目に生きてきた人たちはこのマイケルに感情移入しやすいかもですね笑

トムとサラはちょっと過激すぎますし笑

 

 

そしてサラとマイケルは結婚します。

ここまでは一気に進んだなーという感じです。

もともと90分ノーストップの作品なのでスピード感があります。

 

サラとマイケルの子供ができます。

子供に関する曲はなんとなく可愛い曲だったなーと感じました。

 

しかし、サラはトムと再び出会ってしまうのです。

もうここからはあっきーのトムがガツガツです。

 

マイケルもなんとなく妻の不倫に感づいているようです。

 

そしてマイケルの「角砂糖と岩塩」のナンバー。

制作発表会で曲のタイトルを言っただけで笑いが起きたというこの曲ですが、めちゃめちゃかっこいいです。

歌詞もいいですし!

 

 

それから「サラ」という曲を男性陣で歌っていた気がします。この辺から記憶が曖昧に・・申し訳ありません。

でもこの「サラ」という曲はあのラミン・カリムリューもCDか何かで歌っていたので有名なんだと思います。

 

そして「恋するようにできている built for longing」です。

僕にとってはこのミュージカルで一番印象的な曲でした。

4人の声がマッチしていて本当に本当に感動しました。

 

そしてこの辺からストーリーが急加速していきます。

 

トムがマイケルの前に現れるのです。

この時は観客もドキドキです。

 

そしてマイケルはさらに怒り、別れを告げます。

それぞれがそれぞれを憎み、いつ誰が殺人を起こしてもおかしくないとナレーターは言います。

 

そして始まった時と同じように黒いマントで皆が、フードをかぶり暗い夜が訪れるのです。

ナレーターは4枚のトランプをそれぞれに配るのです。

 

そして、マイケルはトムを襲います。

2人はもみ合いになります。そこにサラが止めに入ります。サラはバットで襲いかかろうとしますが、マイケルがそれを止めます。

とりあえずここで互いの傷付け合いは終わります。

それからサラはマイケルのところに行き2人で話し合うのです。

 

その頃トムはクラブで倒れています。

ナレーターがトムを慰めようとしますがトムはそれを拒みます。

そしてナレーターがトムをバットで殴り殺すのです。

 

結果はナレーターが殺人を犯したということでした。

なんとなく怪しい感じは出ていましたが、うまくでしていましたね。

4枚のトランプが象徴的ですが、4人それぞれに役割があったのですね。

単なる傍観者ではなかったのです。

 

ここでストーリーは終わりですが、カーテンコールはめちゃめちゃハッピーな感じでしたよ。

意外な雰囲気で終わるのに帰る時はなんとなくスッキリした気持ちで帰れました。

 

正直、こんな面白いとは思いませんでした。

終わってしばらく顔の鳥肌が消えませんでした。

 

バンドの生演奏、4人の歌声、こんなお洒落なミュージカル見たことがありません。

本当に素晴らしかったです。

 

 

ぜひ再演してほしいです!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。