ミュージカルDVD紹介①
こんにちは。
今回は家でもミュージカルを楽しみたいという人にミュージカルDVDの紹介をしたいと思います。
最近は、舞台を映像化する作品が多く、国内、国外問わず多くの作品が映像化されています。
私はミュージカルは「生」であるというのが魅力だと思っていますが、DVDだと遠い席からでは見えない顔の演技や、気になったシーンを繰り返して観れるなどができるので、次の観劇の時にとても役立つかもしれません。
そこで今回は私が持っているミュージカルDVDの中から幾つか紹介したいと思います。
また、この記事をシリーズ化して多くのDVDを紹介していきたいと思います。
まず今回は、「Les miserables IN CONCERT」です。
こちらはレミゼラブルの実際の舞台を映像化したものではなく、ロンドンで、2010年にレミゼラブル25周年の記念コンサートとして開催されたものを映像化したものです。
コンサートというのでどのようなものなのかな・・と思うかもしれませんが、とっても内容が濃いです!
舞台の上の方にオーケストラピットが設置されており、その下の舞台で俳優さんが歌うという感じです。
コンサートなので歌う時はマイクスタンドを使って歌っていますが、衣装は実際のものを着ていますし、演技をしながらなので、コンサートというよりも実際のミュージカルに近いと思います。
俳優さんはカーテンコールまでずっと演技を続けてくれますので、曲の終わりでお辞儀をして・・みたいな感じではありません。
僕の個人的な好みなのですが、ラミン・カリムリューがアンジョルラス役で出ているのがとても好きです。
ラミンは現在では世界を代表するミュージカル俳優として、オペラ座の怪人のファントム、ラブネバーダイのファントム、レミゼのジャンバルジャン、また先日紹介した、マーダーバラッドのトムなどで活躍しています。
カーテンコールで歴代のバルジャンに混ざって歌っているので見所です!
また、オーケストラピットの奥には100人くらい?のコーラス隊がいて、アンサンブルで歌うところはとても迫力があります。
DVDにはちゃんと日本語の字幕が付いています。
しかもこれは英語の歌詞をただ翻訳したのではなく、東宝のレミゼの日本語歌詞です!
なので、東宝レミゼの歌詞も知りたいという方もぜひおすすめです。
この一枚はレミゼファンには必須だと思います。
次に「オペラ座の怪人 25周年記念コンサート」というDVDを紹介します。
これも先ほどのものと同じように記念コンサートをDVD化したものです。
2011年、ロンドンで行われたコンサートです。
これも先ほどと同じように、舞台の上にオーケストラピットが設置されていて、その下の舞台で俳優さんが歌います。
しかしレミゼのコンサートと圧倒的に違うのが、マイクスタンドがないことです。
なので実際にバレエのダンスや体を使った演技を見ることができます。
まあこの作品の見どころの一つはバレエですもんね。
なので舞台の構造だけ違うだけであとは実際の舞台と変わらないと考えてもらって大丈夫だと思います。
しかし、少し残念だと私が感じたのはシャンデリアです。
落ちてきません。
舞台で、一番最初にシャンデリアが上がるシーンでは、シャンデリアにかぶっていた布が上がるだけ。
実際にはシャンデリアが落ちてくるシーンは、シャンデリアについていた火薬が爆発するだけです。
それはそれで迫力あったので良かったですけどね。
舞台上では実際に小道具を使ったり、火薬を使ったりするので舞台を見ている感覚で楽しめます。
また、ファントムが地下にクリスティーヌを連れて行くシーンはちゃんと上から橋がだんだんと降りてきます。これは舞台と同じです。
また個人的な好みですが、この作品のファントムはラミンです!
めちゃめちゃ歌うまいです。
こちらはより、舞台を映像化したものに近いと感じました。
どちらの作品もコンサートというタイトルが付いていますが、普通に楽しめます。
終演後に挨拶が付いていたりするので非常にオススメです。
DVDでまた新たなレミゼ、オペラ座の怪人を楽しんでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。