「紳士のための愛と殺人の手引き」
こんにちは。
今回は4月から日生劇場で公開される予定のミュージカル「紳士のための愛と殺人の手引き」をご紹介します。
私自身、この作品にはとても注目していたので、今後何回かにわたってこの作品を紹介していくつもりです。
というわけで早速紹介したいと思いますが、まずはこのタイトル!
とても長いです笑
もともとはブロードウェイで上映されていた作品ですが、そのタイトルも"a gentleman's guide to love and murder"と長いです。
長いタイトルから、このタイトルを見たり聞いたりしただけで色々と想像が膨らんじゃいますよね。
愛と殺人という背反した言葉からもちょっとした刺激を感じてしまいそうです。
というわけでまずはストーリーを紹介します。
”優しい母に突然死なれてどん底のモンティ(ウエンツ瑛士/柿澤勇人)。そこに亡き母の古い友人であるミス・シングル(春風ひとみ)がビッグサプライズニュースを持ってくる。なんとモンティの母は、実は大富豪の貴族「ダイスクイス・ファミリー」の血を引いており、モンティにも爵位継承権があるというのだ。とはいっても8番目の継承者。つまり現伯爵を含め、ダイスクイスのメンバー7人が死ななくては伯爵になれない。
―モンティは決意した。「7人+現伯爵=8人(市村正親)全員を抹殺して、自分が伯爵に!莫大な財産と城をこの手に!」
モンティは、一人、また一人、奇妙キテレツな方法で殺人を重ね、ついに全員をあの世へ送る。が、あとうことか最後の殺人で捕まってしまい、投獄されるはめに―。フィービー(宮澤エマ)とシベラ(シルビア・グラブ)が愛しのモンティを救おうと、彼の無実を証明するのだが…。”
(http://www.umegei.com/schedule/595/より)
あらすじからも分かるようにコメディーです。
今回の新作はコメディーミュージカルということでますます期待が高まりますね。
そして見所はなんと、日本ミュージカルのレジェンド、市村正親さんが1人8役演じるところです!
すごいですよね笑
1人8役なんて聞いたことがありません。
すべてダイスクイス家の人物の役ですが、伯爵、軍人、女優などなど演じ分ける姿に注目したいです。
早着替えにも注目です。
また、その市村正親さん扮するダイスクイス家の人々を殺す、モンティ役はWキャストで、ウエンツ瑛士さん、柿澤勇人さんが演じます。
ウエンツ瑛士さんは2015年に濱田めぐみさんとW主演で「スコット&ゼルダ」というミュージカルに出演されたことがミュージカルの初挑戦と思いきや、なんと子役時代に劇団四季「美女と野獣」でチップ役を勤められていました。
日本人離れしたその表情からかっこいい英国紳士を演じてくれることに期待ですね。
また柿澤勇人さんはこれからのミュージカル界を担っていくであろうイケメンです!
ミュージカル「デスノート」や「ラディアントベイビー 〜キースへリングの一生〜」などの作品で主役を務められています。しかし、今年はこの「ラディアントベイビー」の公演中にアキレス腱を切ってしまい、本人には悔しい一年となったそうです。また、1月から始まる「フランケンシュタイン」という作品の主役で出演されるのでとても引っ張りだこの俳優さんです。
そのモンティと恋に落ち、将来の妻となるのがフィービーという女性で、宮澤エマさんが演じます。
彼女はテレビでよく見るイメージがありますが、ミュージカルにも多く出演されています。
最近だと「ラマンチャの男」「シスターアクト〜天使にラブソングを〜」などで主要な役として出演されています。フィービーという役は高音が見所ということなので綺麗な歌声に注目です。
また、そのフィービーと対照的なキャラで、モンティのガールフレンド?的な立ち位置がシベラという役で、シルビアグラブさんが演じます。演出家曰く、シルビアさんのボンッキュッボンなスタイルがこの役にぴったりだということです。彼女も「レミゼラブル」や「ミスサイゴン」といった東宝のおなじみのミュージカルに出演されていました。
そしてそして謎の女性であるミス・シングルを演じるのが春風ひとみさんです。
この役、ミステリアスですね笑
ひとみさんは元はタカラジェンヌで、最近だと「エリザベート」や「シスターアクト〜天使にラブソングを〜」などに出演されています。
プリンシパルキャストはこのような面々です。
とっても豪華ですね!
この作品は2014年トニー賞の作品賞・脚本賞など4つの賞を受賞された作品だということで面白さは間違えないと思います。
それが日本人キャストによってどのように演じられるのか楽しみで仕方ありません。
公園は4月8日から4月30日、東京の日生劇場で行われます。
ぜひ劇場に行き、いっぱい笑いましょう。
次は製作発表会の模様を記事にしたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。