12月24日劇団四季「ライオンキング」
こんにちは。
今回は2016年12月24日(土)1:00からの劇団四季「ライオンキング」を見に行った感想を書きたいと思います。
今回も先日のノートルダムと同様、当日券の立ち見での観劇となりました。
前回、ノートルダムの時に意外と当日券の列が短かったのでゆっくりで大丈夫かなと思って今回行ったのですが、予想以上に列が長かったです。
クリスマスイブだったからでしょうか。
ということで当日券を買うときは、やはり余裕を持って行きましょう。
今回はライオンキングを見るので当日券完売の恐れはありませんでしたが、ちょっとビクビクして並んでました。
まあ、しっかりと購入できたので良かったです。
ということでここから観劇中に気になったことだけざっと書いていこうと思います。
まず今回のキャストはこんな感じです。
ラフィキ 遠藤珠生
ムファサ 内海雅智
ザズ 明戸信吾
スカー 道口瑞之
シェンジ 川良美由紀
バンザイ 韓 盛治
エド 川野 翔
ティモン 中嶋 徹
プンバァ 川原洋一郎
シンバ 永田俊樹
ナラ 辻 茜
まずは1幕。
立ち見席からですと、動物たちが客席通路からくる様子がわかりづらいです。
以前バルコニー席で見たときのほうが、やはり見やすかったなという印象を受けました。
道口スカーはお上手でした。
新たに発売されたライオンキングのCDで、スカーは道口さんがやられていましたが、CDの通りの歌い方だったので、まだ持っていないという方は是非チェックしてみてください。
また、そのCDでいうとバンザイ役の韓さん、ティモン役の中嶋さんも同じCDでそれぞれのキャラクターを演じられているのでそのままのキャストの声で聞くことができるのでこのCDは是非オススメです。
ここにそのCDのページを貼っておきます。
このCDは2011年版のライオンキングキャストなので1999年版のものと混同しないように注意してください。
ディズニー ライオンキング ミュージカル <劇団四季>
ザズ役の明戸さんもまた、とてもベテランの方です。
しかし、なんとなく声に元気がなく聞き取りづらい印象を受けました。
とは言っても本当にベテランの方で、初演からこの役を演られている方です。
1999年に作られた、ライオンキングのCDではザズ役で出演されているので、そちらのCDもチェックしてみてください。
繰り返しになりますが、2011年版のCDと、1999年版のCDがあるので間違えないように注意してください。
ライオン・キング ミュージカル
また、バンザイ役の韓さん。
今ではスカー役も演じられていますが、今回はバンザイとしての出演です。
やはり声量が違うなと感じました。
迫力満点のハイエナを演じられていましたよ。
また「お前の中に生きている」のシーンでは、星に見立てた照明が2階や3階の天井や壁に映し出されていたのでとても綺麗でした。
そして、シンバ役の永田さん。
登場した時にびっくりしました。
めちゃめちゃいい声!!!
こんな人がいたんだ!と新発見した気持ちになりました。
なんとなく田中彰孝さんが演じるシンバに似ているなと思い、田中シンバのファンの方は気にいると思いますよ。
1幕で気になった点はこのくらいです。
次は2幕です。
ライオンキングの2幕はいきなり始まるんで、ちょっとビクビクします。
なので僕は避難口の電気が消えたら、そろそろ始まるなと思うようにしています。
意外と使えると思うので、皆さんも活用してみてください。
2幕はワンバイワンからです。
ワンバイワンのメインボーカルの人、歌めっちゃうまいし、かっこいいなーと思って見ていたら、なんと、南晶人さんでした!
南さんは以前までシンバを演じられていたので、今回は出ないんだーなんて考えていたのですが、アンサンブルだったんですね。
ライオンキングがきっと大好きな人なんでしょうね。
アンサンブルの話になったので、アンサンブルのキャストで気になる方を書かせていただきます。
まず、伊藤綾祐さん。
子役時代にヤングシンバを演じられて、大人になって劇団四季に戻ってきた方です。
声が特徴的なのですぐにわかりました。
僕的には、ウィキッドのボックがはまり役なので、違う役で見れて嬉しかったです。
また、女性アンサンブルとして、海宝あかねさんも出演されていました。
彼女はライオンキングのアンサンブルとしてはベテランの方です。
そして、彼女の弟は海宝直人さんです。
同じ時間に、隣の劇場で海宝直人さんが主演の「ノートルダムの鐘」が上演されていました。
すごい兄弟ですよね。
海宝あかねさんも、海宝直人さんもヤングシンバ、ヤングナラを子役時代に演じられていたので、一緒の舞台に立ったこともあるのではないかと思います。
ちなみに、海宝直人さんのさらに下の弟は現在、ジャニーズJr.の海宝潤さんです。
本当にすごい一家です。
2幕に話は戻します。
2幕で特に気に入ったのは、ナラの「シャドウランド」の曲です。
実は私がライオンキングで一番好きなのはこの曲なんです。
いろんな感情の中で、力強く歌うならがとてもかっこいいです。
今回の辻茜さんのナラは素晴らしかったです。
ナラとしての力強さが存分に見ることができました。
また、気になったことといえば、ティモンとプンバァのやり取りです。
どちらもベテランの方が演じられていたので、素晴らしかったのですが、なんとなくやり取りとしては歯切れが悪かった印象を受けました。
例えば一緒に「シンバー」というシーンでも、それぞれが独自のタイミングで入っていたり、なんとなく仲の良さが見えなかった気がしました。
わざとそういう演出にしているのかな?
よくわかりませんが、お二人ともベテランなのでこういうこともあるのかもしれないですね。
あと、ティモンが、川に流され、木にぶら下がるシーンでは、ティモンの人形が川に落ちるタイミングを失敗していたように感じます。
演出として変な感じは出ていなかったので良かったと思います。
あと、「お前の中に生きている(リバイバル)」のシーンでは、水に映ったシンバの姿が立ち見席からでは見えたので面白かったですよ。
あの水の入った入れ物の中に照明が入っているのですね。
新発見でした。
また、同じシーンで、ムファサの顔が突然現れるところが立ち見席からでは見切れてしまいました。
他のシーンで特に目立った見切れがなかったので、特に残念に思いました。
あとは、最後のスカーとシンバの戦いのシーンでは、アンサンブルが幕を持って走り回るのですが、そこで後ろに待機しているキャストが、立ち見席から見えたので面白かったですよ。
シンバがスカーを崖の端まで追い詰めるシーンは後ろからスタッフの方が直接照明を持って二人に光を当てているんですね。
面白いと思いました。
その光が作った影がこっちの方まで届いていたのでなお面白かったです。
こんな感じで終演です。
クリスマスイブでしたが、特別カーテンコールなどはありませんでした。
ライオンキングでは初の立ち見席でしたが、とても見やすく面白かったです。
当日いきなり見に行きたくなったという方は立ち見席がオススメです。
立ち見席について書いた記事もあるのでそちらも読んでみてください。
下にライオンキングのCDのリンクを貼っておくので是非チェックしてみてくださいね。