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カンゲキ日記

ミュージカルや演劇、映画やDVDなどの観劇したこと、感激したことを日記として書いていこうと思います。

LA LA LANDがアカデミー賞をなぜ逃したか

こんにちは。

今回は日本のニュースでも大きく話題になった、2017年アカデミー賞ミュージカル映画LA LA LANDが作品賞の受賞を逃した理由を私なりに考察してみたいと思います。

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LA LA LANDは世界的にとても注目された作品で、私も日本でのロードショウ初日に劇場に観に行きました。
映画自体の感想は別の記事で書こうと思いますが、大変満足する作品でした。




アカデミー賞ノミネーションの段階では「タイタニック」と並ぶ、史上最多タイの14ノミネートを果たしました。



結果、LA LA LANDは主演女優賞(エマ・ストーン)、監督賞(デイミアン・チャゼル)、作曲賞、歌曲賞(City of Stars)、美術賞、など6部門での受賞となりました。



受賞確実か、と言われていた作品賞ではLA LA LANDではなく「ムーンライト」という作品が受賞しました。


作品賞発表の時に、受賞作品を間違えるというハプニングも発生してしまったことでも今回のアカデミー賞は大きな話題になりましたね。
私もWOWOWで生中継を見ていたのですが、その状況が飲み込めず、裏に下がっていくララランドのスタッフを見て、私も悲しい気分になってしまいましたが、ララランドもムーンライトもお互いを尊重しあっている雰囲気で映画界は素晴らしいなと感じました。


ということでここからなぜ受賞を逃してしまったのかを私なりに考察しようと思います。


一番大きな理由として考えられるのは社会派映画のムーンライトの方が時代に沿っていると考えられたからではないでしょうか。

ムーンライトは日本ではまだ上演されていなく、私もストーリーが全くわからないのですが、同性愛者である黒人男性が主人公の作品であると聞きました。

トランプ政権になって人権問題や民主主義のあり方が再考されている今だからこそ、時代にふさわしい映画と見なされたのかもしれません。


私はムーンライトの主人公が同性愛者の黒人男性と知り、2015年にトニー賞を受賞したファンホームを連想しました。
同性愛を中心に描かれるファンホームですが、時代に沿ったストーリーとオフブロードウェイという濃密な空間からトニー賞を受賞することができたのかなと思います。

ムーンライトについては必ず映画館で鑑賞したいと考えているので今度また感想を書けたらと思います。



またオスカーはホワイト(白人)のためにある、と非難されていたことから?今回の受賞者は黒人、白人の受賞者がバランス良く輩出されました。
そのこととララランドが作品賞受賞を逃したことが関係があるかはわかりませんが、例年のアカデミー賞ではほぼ同じ作品が受賞していた作品賞と監督賞が、今回のアカデミー賞では作品賞ムーンライト、監督賞ララランドと別れたのかもしれません。



ちなみにミュージカル映画アカデミー賞では受賞しにくいと言われています。
そこでララランドの6部門受賞は快挙であったと言ってもいいかもしれません。

ミュージカルファンとしては少し悔しい気もしますが、映画とミュージカルの関係がさらに縮まったと思える作品として評価されるべきだと思います。


今回のアカデミー賞はリンマニュエルミランダのパフォーマンスなどあり、ミュージカル好きでも大変面白かったので機会があれば是非みてください。