カンゲキ日記

ミュージカルや演劇、映画やDVDなどの観劇したこと、感激したことを日記として書いていこうと思います。

「紳士のための愛と殺人の手引き」制作発表会

こんにちは。

今回は先日行われたミュージカル「紳士のための愛と殺人の手引き」の制作発表会をご紹介します。

私自身、制作発表会にオーディエンスとして参加するのが初めてだったので、もしまだ行ったことがなく、興味がある人は是非読んでほしいです。


全体的にうろ覚えなのであまり信用しないでください、すみません。


まずはホームページやSNSにて制作発表会のオーディエンスを募集するという記事を見つけました。
これは是非行きたいということで応募したのですが、、、

なんと見事当選しました。

制作発表会の応募をするのも初めてだったので、当たってすごいのか、みんな当選したのかわかりませんが、とにかく嬉しかったです。

そして、当選ハガキとともに制作発表会が行われる場所へ向かいました。

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とても綺麗なところでした!


会場は簡易ステージがあり、その前に3列くらいメディアの方用の椅子が並び、その後ろにオーディエンス、という感じでした。
そのまた後ろに大きいカメラを置いている台があり、当たり前ですが、これはオーディエンスのためでなく、メディアのための発表会なんだなと感じました。


また会場に入る受付でチラシと主演の市村正親さんのお面?をもらいました。
制作発表中に使ったりするのかな・・と思ったのですが、特に使いませんでした笑

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そしてピアノの生演奏が始まり、制作発表会がスタートしました。


まずはアンサンブルの方々が出てきました。
現在舞台に出演中の方もいるので、このために駆けつけたんだな〜と思いました。

そしてアンサンブルの方々の短いですが歌唱披露がありました。

コメディーと聞いただけでわかるような楽曲でした。
アンサンブルの方も豪華キャストなので注目ですね。

そしてプリンシパルキャストの方々の登場です。
春風ひとみさん、宮澤エマさん、シルビアクラブさん、柿澤勇人さん、ウエンツ瑛士さんがそれぞれ舞台衣装で登場しました。


そして主演で、1人8役演じる市村正親さんの登場です。
どの役の衣装で登場するのか・・


と思いきやなんと、ステージの奥の壁が外れ、中から8人の市村正親さんが登場です笑

市村さんのお面、もうちょっと上手く作れなかったのかな。。
なんてちょっと思いましたが、面白かったです笑


そのあとはメディアのための撮影でした。
いきなりメディアのためのコーナーになったり、オーディエンスのためのコーナーになったりして、こんな感じで進むのかーと思いました。

カシャカシャカシャって感じでしたよ。
よくテレビで見るような感じですね。


この撮影が終わった後、アンサンブルの方と、お面の7人の市村正親さんは退場しました。


そして、演出の寺崎秀臣さんも加え、トークのコーナーです。
一人一人が挨拶をされておりました。

キャストの皆さんの多くはアメリカでこの作品を見たと言っていました。
みなさん英語のリスニングができるんだ!と思いすごいなーと思いました。

柿澤勇人さんは「1月に上演されるフランケンシュタインまた、秋に上演されるデスノートでは暗い役を演じるということでこの作品でコメディーを楽しみにしていたら、市村正親さんを何度も殺す役だった」とおっしゃっていて確かに柿澤君は来年はいっぱい人を殺す役だなーと思いました笑

市村さんはマイクと杖を間違えるというボケをなさっていて、さすがだなーと思いました笑
「柿澤君とウエンツ君と僕でトリプルキャストを演じます」と話していて、みんな爆笑していましたね笑


その後、メディアとの質問コーナーです。
印象に残った質問だけ紹介させてもらいます。(本当はあまり覚えていないだけです・・)

「役作りをどのようにするつもりですか?」

柿澤「市村正親さんにビビらないように頑張ります。」
ウエンツ「裏では市村って呼んでるくせに!」
柿澤「いやいや〜」って感じのやり取りがありました。

市村「コメディーだけど、私たちが笑わせようとするのではなく、頑張って生きている姿を面白おかしく理解してもらえるようにしたいです。」


そのあと演出の寺崎さんが一人一人の紹介などをされていて聞き応えがありました。


市村「生きている中で演じた役が一気に8役増えるので嬉しいです。」と言っていました。



そのあと、フリートークのような感じでの取材がありました。
覚えている分だけ紹介します。

市村「いっぱい殺されて大変ですね〜。いっぱいご飯食べて頑張ります。胃が半分しかないけどね。(市村さんは2年前に胃癌になっています。それをネタにできるようになって本当に良かったです。)」

ウエンツ「市村さんを殺す役は最高ですね。千秋楽ぐらいには本当にk路しちゃうかもしれないですね笑」
市村「俺をレジェンドとして扱ってないだろ!」
柿澤「市村さんは劇団四季でも先輩なので緊張しますね。」
市村「嘘だろー」

記者「体調は大丈夫ですか?」
市村「大丈夫です。頭だけちょっとね笑」

記者「アメリカの俳優さんをライバルだと思いますか?」
市村「僕は思わないです。日本語で上演するので。アメリカは英語なんでね。」みんな爆笑

記者「今年一年を漢字一文字で表したら?」
市村「僕は”食”です。美味しいものを食べました。」
ウエンツ「僕は”独”という字です。今年にwatが解散したんで。」
市村「独身の独だね」
柿澤「今年の日本全体の漢字は”金”なので、僕は”腱”ですね。笑  強い腱を持って頑張ります」
市村「僕は埼玉県だけどね」
柿澤「そのケンじゃないですよ!」

こんな感じでした。


この後、オーディエンス20人くらいとキャストで記念撮影会がありました。
キャストの皆さんととても近い距離だったので、緊張しちゃって直視できなかったです笑
この写真はチケットを購入したらもらえるということです。


こんな感じで制作発表会は終わりました。
とても面白い制作発表会でした。


この舞台も面白いんでしょうね!
最高のキャストの皆さんでした。

東宝からYouTubeにこの制作発表会の様子がアップされると思うので、そちらもぜひチェックしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。





「紳士のための愛と殺人の手引き」


こんにちは。

今回は4月から日生劇場で公開される予定のミュージカル「紳士のための愛と殺人の手引き」をご紹介します。


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私自身、この作品にはとても注目していたので、今後何回かにわたってこの作品を紹介していくつもりです。





というわけで早速紹介したいと思いますが、まずはこのタイトル!
とても長いです笑

もともとはブロードウェイで上映されていた作品ですが、そのタイトルも"a gentleman's guide to love and murder"と長いです。

長いタイトルから、このタイトルを見たり聞いたりしただけで色々と想像が膨らんじゃいますよね。

愛と殺人という背反した言葉からもちょっとした刺激を感じてしまいそうです。




というわけでまずはストーリーを紹介します。

”優しい母に突然死なれてどん底のモンティ(ウエンツ瑛士柿澤勇人)。そこに亡き母の古い友人であるミス・シングル(春風ひとみ)がビッグサプライズニュースを持ってくる。なんとモンティの母は、実は大富豪の貴族「ダイスクイス・ファミリー」の血を引いており、モンティにも爵位継承権があるというのだ。とはいっても8番目の継承者。つまり現伯爵を含め、ダイスクイスのメンバー7人が死ななくては伯爵になれない。
―モンティは決意した。「7人+現伯爵=8人(市村正親)全員を抹殺して、自分が伯爵に!莫大な財産と城をこの手に!」
モンティは、一人、また一人、奇妙キテレツな方法で殺人を重ね、ついに全員をあの世へ送る。が、あとうことか最後の殺人で捕まってしまい、投獄されるはめに―。フィービー(宮澤エマ)とシベラ(シルビア・グラブ)が愛しのモンティを救おうと、彼の無実を証明するのだが…。”
http://www.umegei.com/schedule/595/より)


あらすじからも分かるようにコメディーです。
今回の新作はコメディーミュージカルということでますます期待が高まりますね。


そして見所はなんと、日本ミュージカルのレジェンド、市村正親さんが1人8役演じるところです!
すごいですよね笑
1人8役なんて聞いたことがありません。

すべてダイスクイス家の人物の役ですが、伯爵、軍人、女優などなど演じ分ける姿に注目したいです。
早着替えにも注目です。


また、その市村正親さん扮するダイスクイス家の人々を殺す、モンティ役はWキャストで、ウエンツ瑛士さん、柿澤勇人さんが演じます。


ウエンツ瑛士さんは2015年に濱田めぐみさんとW主演で「スコット&ゼルダ」というミュージカルに出演されたことがミュージカルの初挑戦と思いきや、なんと子役時代に劇団四季美女と野獣」でチップ役を勤められていました。
日本人離れしたその表情からかっこいい英国紳士を演じてくれることに期待ですね。

また柿澤勇人さんはこれからのミュージカル界を担っていくであろうイケメンです!
ミュージカル「デスノート」や「ラディアントベイビー 〜キースへリングの一生〜」などの作品で主役を務められています。しかし、今年はこの「ラディアントベイビー」の公演中にアキレス腱を切ってしまい、本人には悔しい一年となったそうです。また、1月から始まる「フランケンシュタイン」という作品の主役で出演されるのでとても引っ張りだこの俳優さんです。


そのモンティと恋に落ち、将来の妻となるのがフィービーという女性で、宮澤エマさんが演じます。
彼女はテレビでよく見るイメージがありますが、ミュージカルにも多く出演されています。
最近だと「ラマンチャの男」「シスターアクト〜天使にラブソングを〜」などで主要な役として出演されています。フィービーという役は高音が見所ということなので綺麗な歌声に注目です。


また、そのフィービーと対照的なキャラで、モンティのガールフレンド?的な立ち位置がシベラという役で、シルビアグラブさんが演じます。演出家曰く、シルビアさんのボンッキュッボンなスタイルがこの役にぴったりだということです。彼女も「レミゼラブル」や「ミスサイゴン」といった東宝のおなじみのミュージカルに出演されていました。


そしてそして謎の女性であるミス・シングルを演じるのが春風ひとみさんです。
この役、ミステリアスですね笑
ひとみさんは元はタカラジェンヌで、最近だと「エリザベート」や「シスターアクト〜天使にラブソングを〜」などに出演されています。


プリンシパルキャストはこのような面々です。
とっても豪華ですね!


この作品は2014年トニー賞の作品賞・脚本賞など4つの賞を受賞された作品だということで面白さは間違えないと思います。
それが日本人キャストによってどのように演じられるのか楽しみで仕方ありません。

公園は4月8日から4月30日、東京の日生劇場で行われます。
ぜひ劇場に行き、いっぱい笑いましょう。

次は製作発表会の模様を記事にしたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

劇団四季「ノートルダムの鐘」②

こんにちは。

劇団四季ノートルダムの鐘」の紹介記事の続きを書こうと思います。

是非①の方も読んでみてください。

 

気になる初日の様子は見に行った方のSNSや、劇団四季のインスタなどを参考に書かせていただきます。

 

まずは一番気になる初日のキャストです。

カジモド 海宝直人

フロロー 芝清道

エスメラルダ 岡本美南

フィーバス 清水大

クロパン 阿部よしつぐ

 

です。

 

 

初日カジモドは海宝直人さんでした。

なんとなく劇団四季で発信される画像からそんな気もしなくもなかったですが、劇団四季外部の俳優さんである海宝直人さんは初日ではないのかな・・

なんて思っていましたがさすがは実力主義劇団四季ですね。

劇団員かどうかなんて関係ないみたいです。

思えばアラジン初日のジーニーもまだ劇団員ではない瀧山久志さんでしたもんね。でもあの時はもう一人のジーニーである道口さんが怪我をしていたのでわかりませんが。

 

とにかく海宝直人さんは実力のある俳優さんです。

子役時代は劇団四季の「美女と野獣」チップ、「ライオンキング」ヤングシンバを経験し、現在ではレミゼのマリウス、ジャージーボーイズ、また劇団四季「ライオンキング」シンバ、「アラジン」アラジンなどを演じています。

外部の方なのに劇団四季の作品に多く出演されています。

 

ヤングシンバからシンバになるパターンは海宝さんが初めてのようです。

また姉の海宝あかねさんは劇団四季の女優として活躍しています。

 

このまま四季の俳優になるのでしょうかね〜

でもそしたらレミゼなどの作品で見れなくなってしまうので悲しいですが。

ところでレミゼで共演している吉原光夫さんとはライオンキングの時に親子役として共演していました。そのお二人がレミゼである意味恋敵になるとは・・笑

 

とにかくすごい俳優さんですね。

 

他にカジモド候補の方として飯田達郎さん、田中彰孝さんがいます。

 

 

飯田さんはこの前、ZIPの取材で出演していました。

お兄さんの飯田洋輔さんと共に劇団四季を代表する俳優です。

キャッツでは兄弟で同じステージに立ったこともあるみたいですよ。

 

田中彰孝さんはライオンキングのシンバのイメージが強いですね。なのでとても楽しみにしていたのですが田中さんのカジモドを演じている画像をどうしても見つけることができませんでした。全国公演中のウェストサイド物語にも出演されているので忙しいのかな・・

 

とにかくとってもイケメンなこの三人が醜い顔のカジモドを演じます。

 

カジモドは背中の曲がった、せむし男なので演じるのが大変だと飯田さんがZIPの取材でおっしゃっていました。

また、口を曲げながら歌うのですが何か特殊メイクをしているのかなと思いきや、自分自身で口を曲げているみたいですね。

歌うのが大変そうです。

 

 

フロロー役の芝清道さんはミスター劇団四季です。(私にとってミスター劇団四季は10人くらいいますが・・)

「エビータ」チェ役、「ジーザスクライストスーパースター」ユダ役、ジーザス役、「ライオンキング」ムファサ役、「オペラ座の怪人」怪人役などなど挙げたらきりがないほどの作品でプリンシパルキャストを演じています。

ノートルダムの鐘の「罪の炎」という歌ではフロローの歌がめちゃめちゃ迫力があるので楽しみです。

 

 

ヒロインのエスメラルダは岡本美南さんが演じます。この方は歌もダンスもとても上手な方で「夢から醒めた夢」ピコ役、「ウィキッド」エルファバ役などを演じています。

身長が高く、とてもお綺麗な方なのでエスメラルダにぴったりの方だと思います。

 

 

次に舞台セットについて紹介します。

象徴的な鐘は全部で7つあるということで大きいものでは全長1.3メートルあるということです。

これらの鐘がついた大きな仕切りが下に降りてきたり上に上がったりするのですが、おそらく、舞台転換と言えるものはこれだけのような気がします。あくまで予想です。

舞台セットよりもこの作品は歌で魅せたいのでしょうね。

床は白黒のタイルのようになっており、チェス盤のようになっています。

 

キャストのところで紹介しませんでしたが、この作品にはアンサンブルの他にクワイヤ(聖歌隊)という方々がいます。

実際の聖歌隊のように素晴らしい歌声を聴かせてくれるようです。

 

この程度しかわかりませんが観劇の参考にしていただけますと嬉しいです。

 

アニメ映画の方もオススメです。

ちなみに映画のどこかで「美女と野獣」のベル、「ライオンキング」のプンヴァ、「アラジン」の魔法の絨毯が登場していますよ!

 

下にオススメの動画を貼っておくので是非みてください。

 

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

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劇団四季「ノートルダムの鐘」①

こんにちは。

 

今回は劇団四季で本日開幕された「ノートルダムの鐘」についての記事を書こうと思います。

しかし、筆者自身はまだ劇団四季の「ノートルダムの鐘」を見に行っていないので、テレビの取材などの情報や、画像などからわかったことを中心に書きたいと思いますので、多少自分の予想も踏まえた記事になると思います。

 

ついに初日の舞台が開きましたね。

ディズニー×劇団四季の新作です。

 

この作品はレミゼラブルの作者であるヴィクトルユゴーが原作の「ノートルダムドパリ」をもとにディズニーがアニメ化した作品です。

 

このアニメ映画の日本語吹き替えは当時の劇団四季俳優が行ったことでも知られています。

主役のカジモドは石丸幹二、ヒロインのエスメラルダは保坂知寿、フロローは日下武史、他にも芥川英司、光枝明彦、今田清隆といった豪華メンバーが吹き替えを担当しています。

なので是非ディズニーのアニメを見ることをお勧めします。

 

私はアニメでしかこの作品を見たことがないのですが、初めて見たときそのストーリーから、これがディズニーなの!?と驚きました。

そのくらい心が痛くなるストーリーです。

しかし一応ハッピーエンドなので安心してください!

原作の「ノートルダムドパリ」はバッドエンドですが笑

 

ミュージカルの作曲はアランメンケン。

彼はアラジンや美女と野獣といったミュージカルの作曲も務めています。

作詞はウィキッドの作詞も務めたスティーブンシュワルツです。

どちらも劇団四季の人気の作品でおなじみですね。

 

ストーリーを紹介します。

 

15世紀パリジプシー狩りを行う最高裁判事のフロローは、逃亡したジプシーの女性を殺害し、彼女が抱えていた醜い顔の赤ん坊を井戸に捨てようとする。しかし、ノートルダム大聖堂の司祭にその罪を咎められ、償いとして赤ん坊を養育することになる。そして、赤ん坊に出来損ないという意味のカジモドという名前をつける。

20年後。ノートルダム大聖堂の鐘衝き男となったカジモドは、容姿こそ醜いが、優しく純粋な心を持つ青年として育った。彼は、フロローの厳格な教育の下で、大聖堂の外に出ることをけして許されず、友人は三人組の石像だけだった。ある日、カジモドは、フロローの言いつけを破り道化の祭りに参加し、そこでジプシーの美しい踊り子エスメラルダに出会い、一目惚れする。エスメラルダは、人々にいじめられるカジモドをかばったことで、フロローの怒りを買い、大聖堂に逃げ込む。護衛隊のフィーバス隊長は、エスメラルダを助けようと「聖域である大聖堂内では、逮捕できない」とフロローに告げる。フロローは、司祭からの警告も重なり撤収するが、大聖堂の周囲を包囲し、エスメラルダを軟禁状態に置く。しかし彼女は、カジモドの助けを借りて、大聖堂からの脱出に成功する。

エスメラルダに暗く歪んだ恋慕を抱くフロローは、エスメラルダの逃亡を知って激怒し、護衛隊を引き連れて、エスメラルダを捜索する。次第に狂気にとりつかれ、街中に火を放ちエスメラルダを捕えようとするフロローから離反したフィーバスは、護衛隊からの攻撃を受け重傷を負う。エスメラルダは、フィーバスを助け、カジモドに彼をかくまって欲しいと頼み込む。カジモドは、エスメラルダの頼みを受け入れるが、彼女がフィーバスを愛していることを知り、悲嘆に暮れる。一方、エスメラルダの逃亡にカジモドが加担したと察知したフロローは、カジモドに「明日の夜明けに、1000人の兵隊でジプシーの隠れ家を襲撃する」と告げる。それを聞いたカジモドとフィーバスは、エスメラルダを救うため、ジプシーの隠れ家「奇跡の法廷」に向かい逃げるように伝えるが、二人を尾行したフロローと護衛隊に襲撃され、フィーバスとジプシーたちは全員捕まってしまう。フロローは、エスメラルダを「自分を惑わした魔女」として処刑すると宣告し、自分の邪魔をするカジモドを大聖堂に監禁・拘束する。

翌日、ノートルダム大聖堂の広場でエスメラルダの処刑が行われようとする。フロローは、「自分の愛を受け入れれば、処刑を撤回する」とエスメラルダに告げるが・・・”

https://ja.wikipedia.org/wiki/ノートルダムの鐘)ウィキペディアからの引用

 

 

これがアニメのあらすじですので舞台版は少し違うかもしれません。

まず醜い顔という設定がディズニーっぽくないですよね。

と言っても劇団四季のカジモドを演じる三人はとってもイケメンです笑

 

 

ここからまた長くなりそうなので次の記事で初日の様子を書きたいと思います。

 

是非次も読んでください。

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劇団四季2017年ラインアップ

こんにちは。

今回は前回、東宝ホリプロをはじめとする2017年のミュージカルラインアップを紹介したので、今回はその劇団四季版を紹介したいと思います。

 

 

まずは東京。

 

・四季劇場春

 現在〜5月28日  ライオンキング

来年はライオンキング日本公演19周年目の年です。18年間同じ劇場で上演し続けるという作品は前にも後にもこの作品だけなのではないでしょうか。

しかし、竹芝エリアの再開発により、四季劇場春、秋が当分使えなくなるので、7月からは四季劇場夏での上演となります。

個人的にはバルコニー席や立ち見席が四季劇場夏にはないので料金的に少し残念ですが、また新鮮な気持ちでこの作品を観れるかもしれません。

 

・四季劇場秋

 12月11日〜6月25日 ノートルダムの鐘

日本発上映のノートルダムの鐘があと少しで上演されますね。

楽しみでいっぱいです。誰が初日のカジモトなのか・・

また四季劇場秋も、再開発の地域なので夏後は使えなくなってしまします。

しかし、2018年にノートルダムの鐘の横浜での上演が決定しています。

 

自由劇場

 12月23日〜1月9日  嵐の中の子供たち

 3月18日〜4月4日   エルコスの祈り

  7月        嵐の中の子供たち

  8月        ガンバの冒険

  冬         王様の耳はロバの耳

来年の自由劇場はすべてファミリーミュージカルのようですね。

私としてはエルコスの祈りが大好きなので、機会があったらと思っています。

また、この自由劇場は再開発の地域にギリギリ入っていないので上演を続けられるようです。

 

電通四季劇場海

  現在〜   アラジン

とてつもない人気で全くチケットが取れないアラジンが四季劇場海で上演されています。

私も早くアラジンを見に行きたいのですが、いつになることやら・・

 

 

四季劇場夏 

 現在〜4月9日  リトルマーメイド

 7月〜     ライオンキング

ついにリトルマーメイド、東京千秋楽が決まってしまいましたね。

アニメのファンを覆いこの作品も開幕から注目を浴びていました。

私も初めて見たとき、こんなにいっぺんにフライングってできるんだ〜と驚いたい記憶があります。

見に行きたい方はお早めにチケットの準備を!

そして7月からはライオンキングです。

演出は四季劇場春と同じなのでしょうかね〜プライドロックは奈落から出てくるのか、それとも地方公演のように上手から出てくるのか、それが一番気になります笑

四季劇場夏はリトルマーメイドの青色のイメージが強い劇場なので、それをサバンナ色にどう変えるのか期待です!

 

KAAT神奈川芸術劇場

 3月25日〜  オペラ座の怪人

  2018年4月〜  ノートルダムの鐘

横浜で劇団四季の公演をするのはCATSぶりということで、劇団も見る方も気合が入っているのではないでしょうか。

四季劇場春、秋が使えないのでそれを補助するために横浜で公演をしよう!って感じだったのではないでしょうか。

新作のノートルダムの鐘もまだまだ関東で上演したいでしょうし。

とにかくこの劇場は四季劇場に比べるとロビーが大きいです笑

舞台も客席も立派なので楽しみですね!

 

 

北海道四季劇場

 3月5日〜  ライオンキング

こけら落としの作品が凱旋するということはすごいことですよね!

北海道四季劇場は2020年で契約満期のようなので北海道でライオンキングを観れる機会はおそらくこれが最後かと・・

この劇場は1階しかないのでライオンキングを楽しむにはぴったりの劇場です!

是非この機会に!

 

名古屋四季劇場

 現在〜  リトルマーメイド

これら落としとして始まったリトルマーメイド。

新たに作られたこの劇場で大人気のリトルマーメイドがついに東京以外で開幕しました。2都市同時に上演ということでこの作品の人気さが伺えますね〜

名古屋ではしばらくリトルマーメイドが続きそうです。

 

京都劇場

 現在〜  美女と野獣

 7月    ノートルダムの鐘

劇団四季が今も大切にしているのがこの京都劇場です。

本当にこの劇場は立地がいいです。京都駅の中にある劇場なんて素晴らしいです!

ノートルダムの鐘は東京の後、京都に行くんですね。

来年いっぱいは京都でノートルダムの鐘が上演されるような気がします。

 

大阪四季劇場

 現在〜  CATS

なんとCATSの大阪公演は13年ぶりです。

大阪公演のゴミ達もどのようなものがあるのでしょうか・・

CATSが上演される都市のプロ野球チームが優勝するという、招き猫伝説・・

今年は一年遅れてですが昨年上演していた北海道で、ファイターズが優勝しました。

来年は・・楽しみです。

 

広島 上野学園ホール

 9月  オペラ座の怪人

最近、劇団四季は広島での公演を大切にしていますよね。

この劇場は外見からしか見たことがありませんが、でっかいです!笑

オペラ座の怪人、普遍の人気ですね〜

 

福岡 キャナルシティ劇場

 12月29日〜1月9日  ウェストサイド物語

 6月         アンデルセン

 8月         リトルマーメイド

劇団四季はこの劇場を手放したくなかったんでしょうね〜笑

最高のラインアップです。

リトルマーメイドも上演されるということで福岡での劇団四季も盛り上がっていきそうです。

 

 

 

とりあえずこんな感じです。

全国公演はエルコスの祈り、嵐の中の子供たち、ガンバの冒険、王様とこじきが予定されています。

おそらくこのほかにもう一つか二つ、ファミリーミュージカルではない作品が上演されるともいます。

私の予想はアンデルセン、エビータ、ジーザスクライストスーパースターあたりが来て欲しいな〜と思っています。

 

また、最近まで札幌で上演されていたウィキッドをどこかの劇場で上演してほしいな〜なんて思っています。

 

今年も豪華なラインアップですね。

 

今年も劇団四季、楽しみにしたいと思います。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

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ミュージカル「RENT」

今回は今月、来日公演が予定されており、来年の7月から日本人キャストでの上映が決定しているミュージカルRENTについての紹介をしたいと思います。

 

この作品はブロードウェイで大きな反響を呼び、トニー賞作品賞、脚本賞、演出賞などなど多くの受賞をしています。

 

 

2008年にブロードウェイでのラスト公演はDVD化されているので、そちらのDVDも是非見てみてください。

 

 

このRENTという作品は、ジョナサン・ラーソンという方が作詞、作曲、脚本を1人で勤めました。ジョナサン・ラーソンはとても若い年でこの作品を作り上げたのです。

 

また、ジョナサン・ラーソン自身の体験がこの作品に織り込まれていることで有名です。例えば、親友がHIV患者であったり、彼女をレズビアンに奪われたり、エイズで友人を亡くしたり・・などという話はすべて彼自身の体験談であったあと言います。

 

また、RENTの中で、エイズ患者として出てくる脇役の名前は、エイズでこの世を去ったジョナサンの実際の友人の名前であるというエピソードもあります。

 

このように自身の体験談を踏まえたとてつもないメッセージ性のある作品ですが、RENTのプレビュー初日の朝にジョナサンが倒れ、そのまま亡くなってしまいます。

35歳という短い生涯でした。

 

生みの親であるジョナサンの急死により、哀悼の意味を込めて、その日の公演は出演者が舞台上に一列に並び座ったまま演技をするという形になりました。

しかし"La Vie Boheme"という、パワフルな歌の時に出演者が踊り出し、そのまま最後まで演じきったというエピソードがあります。

 

彼の死は当時のミュージカル界にとって大きな損害であったに違いありませんが、このようなエピソードもこの作品が長く愛され続けている一つの理由なのかもありません。

 

私はこのエピソードを知らずに、RENTの映画を見たのですが、非常に強いメッセージ性があり気持ちがついていかなかった覚えがあります。

 

まるでジョナサンが残した遺言のように一つ一つの言葉に感動しました。

 

 

この話は1980年代のニューヨークが舞台なのですが、友人の死、エイズ、同性愛、ドラッグなど多くの社会問題を取り扱った作品です。

 

しかし、決して重い内容ではなく、その中で強く生きていく若者の姿が描かれています。

 

 

是非この機会にRENTという作品に触れてみてはいかがでしょうか。

ミュージカルDVD紹介①

こんにちは。

今回は家でもミュージカルを楽しみたいという人にミュージカルDVDの紹介をしたいと思います。

 

最近は、舞台を映像化する作品が多く、国内、国外問わず多くの作品が映像化されています。

 

私はミュージカルは「生」であるというのが魅力だと思っていますが、DVDだと遠い席からでは見えない顔の演技や、気になったシーンを繰り返して観れるなどができるので、次の観劇の時にとても役立つかもしれません。

 

そこで今回は私が持っているミュージカルDVDの中から幾つか紹介したいと思います。

また、この記事をシリーズ化して多くのDVDを紹介していきたいと思います。

 

まず今回は、「Les miserables IN CONCERT」です。

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こちらはレミゼラブルの実際の舞台を映像化したものではなく、ロンドンで、2010年にレミゼラブル25周年の記念コンサートとして開催されたものを映像化したものです。

 

 

コンサートというのでどのようなものなのかな・・と思うかもしれませんが、とっても内容が濃いです!

 

舞台の上の方にオーケストラピットが設置されており、その下の舞台で俳優さんが歌うという感じです。

コンサートなので歌う時はマイクスタンドを使って歌っていますが、衣装は実際のものを着ていますし、演技をしながらなので、コンサートというよりも実際のミュージカルに近いと思います。

俳優さんはカーテンコールまでずっと演技を続けてくれますので、曲の終わりでお辞儀をして・・みたいな感じではありません。

 

 

僕の個人的な好みなのですが、ラミン・カリムリューがアンジョルラス役で出ているのがとても好きです。

ラミンは現在では世界を代表するミュージカル俳優として、オペラ座の怪人のファントム、ラブネバーダイのファントム、レミゼジャンバルジャン、また先日紹介した、マーダーバラッドのトムなどで活躍しています。

 

カーテンコールで歴代のバルジャンに混ざって歌っているので見所です!

 

 

また、オーケストラピットの奥には100人くらい?のコーラス隊がいて、アンサンブルで歌うところはとても迫力があります。

 

 

DVDにはちゃんと日本語の字幕が付いています。

しかもこれは英語の歌詞をただ翻訳したのではなく、東宝レミゼの日本語歌詞です!

なので、東宝レミゼの歌詞も知りたいという方もぜひおすすめです。

 

この一枚はレミゼファンには必須だと思います。

 

 

次に「オペラ座の怪人 25周年記念コンサート」というDVDを紹介します。

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これも先ほどのものと同じように記念コンサートをDVD化したものです。

2011年、ロンドンで行われたコンサートです。

 

これも先ほどと同じように、舞台の上にオーケストラピットが設置されていて、その下の舞台で俳優さんが歌います。

 

 

しかしレミゼのコンサートと圧倒的に違うのが、マイクスタンドがないことです。

なので実際にバレエのダンスや体を使った演技を見ることができます。

 

まあこの作品の見どころの一つはバレエですもんね。

 

なので舞台の構造だけ違うだけであとは実際の舞台と変わらないと考えてもらって大丈夫だと思います。

 

しかし、少し残念だと私が感じたのはシャンデリアです。

落ちてきません。

舞台で、一番最初にシャンデリアが上がるシーンでは、シャンデリアにかぶっていた布が上がるだけ。

実際にはシャンデリアが落ちてくるシーンは、シャンデリアについていた火薬が爆発するだけです。

それはそれで迫力あったので良かったですけどね。

 

舞台上では実際に小道具を使ったり、火薬を使ったりするので舞台を見ている感覚で楽しめます。

また、ファントムが地下にクリスティーヌを連れて行くシーンはちゃんと上から橋がだんだんと降りてきます。これは舞台と同じです。

 

また個人的な好みですが、この作品のファントムはラミンです!

めちゃめちゃ歌うまいです。

 

こちらはより、舞台を映像化したものに近いと感じました。

 

どちらの作品もコンサートというタイトルが付いていますが、普通に楽しめます。

終演後に挨拶が付いていたりするので非常にオススメです。

 

DVDでまた新たなレミゼオペラ座の怪人を楽しんでみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。