カンゲキ日記

ミュージカルや演劇、映画やDVDなどの観劇したこと、感激したことを日記として書いていこうと思います。

劇団四季「ノートルダムの鐘」

こんにちは。

最近はミュージカル「ノートルダムの鐘」についての記事が続いていますが、今回もノートルダムの鐘について書かせていただきます。

今日は月曜日です。月曜日は劇団四季の一週間のキャストが発表されます。

ということでノートルダムの鐘の今週のキャストを紹介したいと思います。


カジモド    海宝直人 (20日,22日,24日(昼),25日)
        飯田達郎 (21日,23日,24日(夜))
フロロー    芝 清道 (20日~21日)
        未定 (22日~25日)
エスメラルダ  岡村美南 (20日~21日)
        未定 (22日~25日)
フィーバス  清水大
クロパン    阿部よしつぐ


12月19日から25日にかけてのキャストはこのようになりました。

カジモドは先週と同様、海宝さんと飯田さんのお二人で回すみたいです。
もう一人のカジモド候補であった田中彰孝さんはウエストサイドストーリーの方のカンパニーに行かれたみたいです。
お忙しい方ですね。

また、フロロー、エスメラルダも途中から交代するみたいです。
もしかしたら岡本美南さんもウエストサイドストーリーに?何て思いましたが、さすがにそれは忙しすぎますね。

違うキャストのノートルダムも是非見てみたいです。

今すぐ見たい人は立ち見の当日券をお勧めしてます。
ノートルダムの鐘 当日券 - カンゲキ日記


ところで、先日四季劇場に行った時、こんな写真を撮りました。
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来年の5月で四季劇場春のライオンキングは四季劇場夏に引っ越すのですが、なんか寂しいですね。

20年弱同じ劇場で上演していたので、少し寂しいです。

しかし四季劇場夏でどのように上演されるのか楽しみですね。


また、クリスマスの時期だったのでこんな装飾もされていました。
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可愛い装飾ですね。

当日席を購入するために早く並ぶと、このクリスマスツリーを他の人が入らずに撮影できるので、いいですよ!


今回の記事はこんな感じで終わりたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。






四季劇場春・秋、自由劇場への行き方

こんにちは。

今回は四季劇場春・秋、そして自由劇場への行き方をご紹介します。


これらの劇場は同じ位置にあり、春と秋は同じ建物にあります。

なのでいっぺんに紹介できたらと思います。


これらの劇場は
JR山手線・京浜東北線 浜松町駅から徒歩7分
地下鉄 都営浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩9分
の場所にあります。

今回は浜松町駅からのルートを紹介します。
大門駅からではB1番出口から浜松町駅の方向に向かっていただけると、同じルートになります。


まず浜松町駅の北口から出発します。
北口には多くのミュージカルのポスターが貼ってあるのでわかると思います。
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まず北口を出たら右にまっすぐ進みます。東京タワーの見える方向とは逆の方です。
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横断歩道を渡って向かえの歩道に行きます。
オフィスビルのある方の歩道です。
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それからまた高架の見える方に向かってまっすぐ進みます。
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高架下に信号があるのでそれも渡ってください。

渡った先もまっすぐです。
左手に芝商業高校があります。
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そして一番最初にある角を左に曲がります。
もうこの辺から四季の旗が見えるのでわかると思います。

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右手が四季劇場春、左手が四季劇場秋になります。

また、秋のある方向に歩道を進むと自由劇場があります。
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自由劇場へはこの図を参考に行ってください。

今回は四季劇場春・秋、自由劇場でしたが、今後様々な劇場の行き方を紹介していきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。




ノートルダムの鐘 当日券

こんにちは。


今回は先日開幕したノートルダムの鐘を今すぐにでも観れる方法である、当日券立ち見席を紹介したいと思います。


ディズニー×劇団四季の新作ということで話題性もあり、なかなかチケットが取れない・・
なんて状況ですよね。

しかし、この作品は四季劇場海で上演している「アラジン」とはチケットに関して大きな違いがあります。

それは当日券が用意されているということです。

四季劇場秋(春もです)では三階のバルコニー席の上段に立ち見席が14席設けてあります。(春ではもっと多くの立ち見席があります)

そしてこの立ち見席はなんと、当日券のみの販売になっています。


今すぐにノートルダムの鐘を見たい!という人にはお勧めの席です。



まずは買い方からご紹介します。

前日の19時以降、劇団四季のホームページの当日券というところで、明日の分の立ち見席が発売されるかをチェックします。
ほとんど全ての公演で販売されますが、貸切公演などあるので、念のため調べておいたほうがいいでしょう。

そして、当日は11時から四季劇場春・秋のチケット窓口にて発売が始まります。
このチケット窓口は春・秋共同のものなので、昼間は四季劇場春でライオンキングを、夜は四季劇場秋でノートルダムの鐘をなんていう贅沢をすることも可能です。(ずっと立っていないといけないので体力に自信のある方は是非!)

11時からの発売ですが、僕は9時半くらいから並び始めました。
僕の前にも6人くらいのお客さんがすでに並んでいましたよ。

結局、11時くらいには20人くらいの列になりましたが、おそらく全ての方が購入できたと思います。
なので念のため10時半くらいから並び始めるのがベストでしょう。
ちなみに僕は土曜日の公演を見に行ったので、平日だともっと遅くても大丈夫かもしれません。

そしてなんと、並んでいる時に、劇場の中から発声練習の声が聞こえました!
ロビーを使って発声練習をしているみたいなので、ちょっと耳をすませてみてもいいかもしれません。


そして10時半くらいから、スタッフの方が並んでいる人にどの演目を何枚購入するか、そして注意事項を話して回ります。そしてその詳細が記入された紙をもらいます。この紙をもらった時点で、もう100%購入できると思います。
グループで観劇するけど、一人だけがチケットを買いに来るという方もいらっしゃるので、やはり10時半には列に並んでおいた方がいいかもしれません。
注意事項としては、2時間半立ちっぱなしです。舞台の上部の方が見えない席です。
などといった注意を受けました。

また、その時に購入方法も聞かれるのですが、一般では現金かクレジットかが選べるみたいです。四季の会会員だと、会員で登録している口座から引き落とすことも可能だということです。

そして11時ぴったりに窓口が開き、購入です。
先ほどもらった紙を渡し、席を自分で決めます。
やはり舞台に対して真ん中のところからなくなっていきます。
ここでチケットを発券してもらい、購入完了です。

本当に簡単にゲットすることができます。
しかも値段も3240円と安い!!
これは本当にお得です。


ノートルダムの鐘の公演の感想は別の記事で書いたので、そちらを見てください。

ノートルダムの鐘① - カンゲキ日記
ノートルダムの鐘② - カンゲキ日記


作品の感想はこちらを参照してもらって、席の感想だけ書かせていただきます。

まずはメリット。
①ステージから近いです。1階や2階の後方の席よりはずいぶんと近いです。
②舞台の構造が見えて楽しい。この作品はミステリアスな雰囲気の舞台セットなので上から見るとその構造が見えて面白いです。
③後ろの人を気にせずに見える。後ろに人がいないので、背伸びしても怒られません。背伸びする必要がないくらい急な勾配なんですがね。
④舞台全体が見渡せる。この作品は視野を広く持った方がストーリーがわかりやすいので、近すぎず遠すぎず、いい距離感で観劇できます。

デメリットも紹介します。
①舞台の上部の方が見えない。これは一番のデメリットです。というか、デメリットはこれだけと言っていいくらいです。クワイヤは舞台上部の方に二列になっているのですが、下の段の方の足しか見えないです。そして最も残念なのが象徴的なステンドグラスが全く見えないです。なのでその前にカジモドがいるシーンはカジモドの足しか見えないです。でもこれだけ我慢すれば見切れることは他になかったと思います。
②疲れる。私はあまり足が疲れたと感じませんでしたが、やはり立ちっぱなしなので辛い人には辛いかも。ちゃんとクッションのついた手すり兼、仕切りがあるのでそれに突っ伏すような形で観劇するといいかもしれません。あと、オペラグラスがあるとより細かいところも観劇できます。また、疲れるというと、3階席なので階段が疲れます。まあ、休憩中はベンチで足を休ませてあげてください。


こんな感じですかね。
デメリットをわかっていて見に行くと、損した気持ちにならずいいと思います。本当にお得な席です!


あとエピソードを一つ。
僕が見に行った公演はお隣のライオンキングの公演と同じ時間の開演でしたが、ライオンキングの方が1幕が早く終わり、四季劇場春のロビーに人がいました。
共同のロビーではないのですが、2階の階段の途中にロープだけで仕切られているところがあり、両方のロビーが丸見えです。
先にライオンキングの2幕が始まって四季劇場春の方のロビー(というか2階の踊り場)に観客がいなくなったと思ったら、、、
なんとライオンキングのキャストの方がぞろぞろと階段を上っていくのです!
ライオンキングのに幕はワンバイワンという歌から始まるのですが、そのための準備だったみたいですね。
なので休憩中は二階の踊り場が見えるところで休憩するといいかもしれません。
こっちに向かって微笑みかけてくれたりしますよ!



まあ、立ち見とは関係のない話もしてしまいましたが、当日券で見に行ってみてください。
今日とは違うキャストのカジモドが見たいなんてときも、簡単に安く見ることができます!


この記事を参考にして見にいただけると嬉しいです。

読んでくださりありがとうございました。




ノートルダムの鐘 劇団四季版(仮)

ノートルダムの鐘②

こんにちは。

前回の記事の続きとして書かせていただきます。

①の方はこちらからお読みください。
ノートルダムの鐘① - カンゲキ日記


2幕もまたアンサンブルの歌から始まります。

シーンとしてはエスメラルダが怪我をしたフィーバスをカジモドのいる大聖堂まで運んでいくところです。
カジモドはフィーバスを敵としてみなしているので、拒否しますがエスメラルダの頼みなので仕方なく引き受けます。

エスメラルダはカジモドにお守りを渡します。
このお守りを持っていればこの世界はあなたの手の中にあるといい、出て行きます。


ここでの石像たちとカジモドの掛け合いのシーンもまた微笑ましいです。
このシーンで出てくる聖人というキャラクターは正直ちょっとわからなかったです。
このキャラクター、頭が落ちるんです。よくマジックであるやつですね。

このキャラクターは1幕でのフロローとカジモドの話のところで出てくるので注意して聞いてください。


この聖人はエスメラルダがくれたお守りは地図を表していると教えてくれます。

その時、フロローがカジモドの部屋の異変に気付いてやってきます。
フィーバスを隠していたカジモドは、生まれて初めて嘘をつきます。

そしてフロローはジプシーの隠れ家である奇跡御殿に、夜明けに襲撃するといい、出て行きます。


目を覚ましたフィーバスとともに急いで、地図のお守りを頼りに奇跡御殿を目指すのです。
このシーンでフィーバスとカジモドが自分こそがエスメラルダを助けるんだと、いさみあっている姿がまた可愛らしいですよ。

そして、夜の街へ出るのです。

塀の舞台セットをうまく使った演出で、二人が道に迷った演出をうまくしていました。

今更ですが、飯田さんのカジモドの歩き方はとても上手です!


そして、奇跡的にジプシーの隠れ家、奇跡御殿を見つけるのでした。

奇跡御殿のセットに変わるシーンも面白いです。
自分たちで幕を張って、隠れ家の雰囲気を出していました。

しかし、ジプシーたちはカジモドとフィーバスを敵だと思い、絞首刑をしようとします。

危機一髪のところでエスメラルダが二人を助けます。

二人は奇跡御殿にフロローが襲撃するということを伝え、彼らは逃げようとします。


ここでフィーバスはこの先、エスメラルダについていくことを決心します。
ジプシーたちもフィーバスを受け入れます。

そんなこんなをしているうちに、フロローたちが襲撃しにきます。
クロパンは魔術で逃げ出しますが、みんな捕まってしまいます。


エスメラルダは捉えられ、フロローに自分を受け入れるように説得しますが、拒絶されます。
自分の気持ちを受け入れてくれたらフィーバスを逃し、殺さないと言いますが、二人は愛し合う道を選ぶのです。

この牢屋のシーンは先ほどまでの塀のセットを立てて使い、照明をうまく利用して表現していました。


一方カジモドは部屋に閉じ込められます。
石像たちはカジモドにエスメラルダを助けるように言いますが、無理だというカジモド。
そんなカジモドにがっかりした石像たちは石像のマントを脱ぎ、いなくなってしまいます。

そして、縛られたエスメラルダの前の木にフロローは火をつけます。

見ていられなくなったカジモドは部屋から抜け出し、エスメラルダを助け出します。

ここではカジモドはロープを使って救出するのですが、アンサンブルの方がカジモドを支えていて見てて面白かったです。

そして、サンクチュアリー、聖域だ。
と言ってカジモドはエスメラルダを抱えたまま、大聖堂に入りました。

そして逃げ出したクロパンがフィーバスを救出します。
ジプシーの友情ですね。


フロローの命令で兵隊達は大聖堂の中に攻め入ります。

石像達は勇気を出したカジモドを手伝い、熱い鉛を上から敵に向かってかけるのです。

この鉛は1幕でちょっと説明がありますが、鐘を作るのに使うみたいです。

そして大きく真っ赤な幕で鉛がかけられた様子を表現していました。


そして、助かったカジモドとエスメラルダですが、エスメラルダはカジモドに少しの言葉を残し、なんと死んでしまいます。

エーーーー!
死ぬの!?
って感じですよね。
ディズニーでは助かるのに!

ストーリ自体はディズニーの方ではなく、ヴィストルユゴーの「ノートルダム・ド・パリ」の方を原作にしているようです。


そこにフロローがやってきます。
カジモドは悪人は罰を受けるべきだと言って、大聖堂の上から突き落とします。
アンサンブルに抱えられながら、舞台奥へとフロローは消えていきます。


そこにやってきたフィーバスとともにカジモドはエスメラルダを哀悼します。

ここでアンサンブルが歌い出し、物語は終わりです。
最後は怪物と人間の違いはどこなのかと歌いながら、皆が自分で指につけたインクで顔を汚し醜くします。

皆、醜い部分があるのだということですね。

そして、カジモドは背中の塊を外して、終わりです。

カーテンコールではフロローやエスメラルダも顔を汚して登場します。

この作品のカーテンコールは楽しい雰囲気ではなく、オペラ座の怪人のような厳格な雰囲気で行われていました。


こんな感じで終演です。
全くと言ってハッピーエンドではないですが、とても余韻のある作品です。

ラストシーンは涙無くして見れません。

とても考えさせられる作品でした。

演出の感想としては、シンプルですが色々と工夫がされているなーと思いました。
階段のセットなども含めて全て手動で動かしています。

また、前の黒のタイルには照明がついており、ミステリアスな雰囲気を出していました。


アンサンブルがストーリーテラーとして登場するという面白い出し方でした。


あとは、歌が本当にすごいです。
オペラのように迫力があります。劇団四季の本気を見た!という感じがしました。
しかし、その分ちょっと何を言っているのか聞き取りづらい感じがあります。

また、ストーリー展開も早いので、ストーリーに関しては予習していくことをお勧めします。
ディズニー版の「ノートルダムの鐘」とはラストが少し異なりますが、一回見ておいたほうが面白いでしょう。
ディズニーのノートルダムの鐘と出てくる楽曲は同じですし、吹き替え版では全て当時の劇団四季の俳優さんが務めています。


また、この前も言いましたが、視野を広く持ったほうがいいです。
こっちではこのシーン、あっちではあのシーンと同時に行われるのでよく見ておいてほうがいいです。


宣伝でも言っていましたが、この作品は本当に大人向けの作品だなと思いました。
もちろん子供でも楽しめると思いますが、考え深い作品でした。

四季のポスターの表紙には「Based On The Victor Hugo Novel And Songs From The Disney Film」と書かれています。
やはり、ストーリーはヴストルユゴーのものを、歌はディズニーのものを元にしているみたいです。


とにかくこの作品は力のある作品でした。

今回は当日券の立ち見で見たのですが、その席特有の感想は別の記事で書かせていただきます。

読んでいただきありがとうございました。
下にこの作品に関連する商品を貼っておくので良かったら見てみてください。





ノートルダムの鐘 [DVD]
ノートルダムの鐘 劇団四季版(仮)
ノートル=ダム・ド・パリ(上) (岩波文庫)
ノートル=ダム・ド・パリ(下) (岩波文庫)

ノートルダムの鐘①

こんにちは。



今回は劇団四季ノートルダムの鐘」を観劇してきたのでそのレポートを書きたいと思います。

正直、こんな簡単に見に行けると思っていませんでした!
当日券のみで販売している立ち見席で観劇してきたのです。

立ち見席についてのことは後日、別の記事にてご紹介したいと思うので今回はノートルダムの鐘についてとことん書きたいと思います。
ということで演出やストーリーについてガンガン、ネタバレを書こうと思うのでネタバレは嫌だという方は今回の記事は読まないでください。。



本日のキャストはこんな感じです。
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カジモドは飯田達郎さんでした。
声量が魅力的な俳優さんですよね。

早速舞台を見たのですが、やはり緞帳なしで白黒のタイルというセットでした。
白黒のタイルは遠近法を使っているのかな?って感じでちょっとミステリアスな雰囲気を醸し出していました。

舞台中央にあるスタンドグラスはなんと、3回席からは見えず・・
休憩中にちょっとのぞいたりしたいいかもしれないですね。

ということでいよいよ開演です。


ゴーンという鐘の音から舞台は始まります。

フードを被った怪しい集団が列になって行進してきます。
別にこの行進はストーリーとは関係ないのですが、最後にフロローがいるので注目してみてください。




行進してきたアンサンブルが、「あーあーあ、あーあーあ、あーあーあーあーあー」というノートルダムの鐘のテーマ曲とも言える歌を歌います。(あーばっかり書いていますが、なんとなくわかりますかね?YouTubeで調べてみてください!)
ちなみにこの曲は「ノートルダムの鐘」というそのままの曲名です。




それからアンサンブルのナレーションによって時代背景や事前知識がわかります。

この作品はアンサンブルによるナレーションが多いので進むのが早いと感じると思います。
ストーリーについてはしっかり予習していた方がいいかもしれません。




最初のシーンはフロローとその弟の場面から始まります。彼ら二人は大聖堂の中で生活しています。
この弟はなかなかやんちゃ坊主みたいですね。
フロローはその弟を頑張って世話してあげているみたいです。
しかし、ある日その弟がジプシー(踊り子)の彼女を連れてきたせいで、大聖堂から追放を受けてしまうのです。

数年経った後、弟から連絡があり、自分が病気になって命が短くないことから、ジプシーとの間にできた子供を預かって欲しいと頼むのです。

愛する弟が死ぬ前の最後の頼みを聞き入れたフロローでしたが、その子は怪物のように醜い顔だったのです。

というところまで一曲で一気に進みます。


その子に出来損ないという意味の「カジモド」という名前をフロローはつけるのです。

プロローグはこんな感じです。
スピード感があり、厳格な曲で、豪華絢爛とも言えるアンサンブルのハーモニーですので一気に魅了されます。

しかし、短所をいうと、ちょっとオペラっぽい歌い方なので聞き取りづらいです。


それからカジモドが登場してきます。
カジモドの登場シーンはめちゃめちゃかっこいいですよ。
普通の男性として出てきて、手につけた黒いインクで顔を汚し、髪をぐちゃぐちゃにし、背中に何か丸いものを背負ってせむし男の姿になります。
このような演出によって怪物と人間は何が違うんだ、というこの作品のテーマを考えるきっかけになっているのだと思いました。

また、カジモドの鐘をつくシーンもかっこいいです。
鐘をつくと紐に引っ張られて、次は全体重をかけて鐘をつくという感じで、上手く作られているなーと思いました。

カジモドの唯一の友達、石像たちとの掛け合いは面白いです。
本当に石像に見えるようにアンサンブルは灰色のフード付きのマントを着ています。


カジモドは大聖堂の屋根裏に住んでいるので、フロローが彼の部屋にやってくる時は、舞台が開いて奈落から階段で登場します。

フロローがカジモドにイチゴをあげるシーンがあるのですが、かわいいですよ!
飯田さんのカジモドが愛おしくて愛おしくてたまらないです。飯田さんはカジモドのイメージにぴったりです!


1月6日である今日は、道化の祭りがあります。
いつもは禁止されているジプシーたちの歌と踊りが解禁されるのです。

大聖堂の中はサンクチュアリーという聖域なので安全というフロローでしたが、石像にそそのかされ、興味を持ったカジモドは外出することを決めるのです。このシーンで歌われる「陽射しの中へ」というカジモドのソロの曲はとっても聞き応えがあります。
カジモドは醜い顔なので口が十分に使えないのですが、飯田さんはガンガンいい声を聞かせてくれましたよ。
本当に感動する一曲です。


そして道化の祭りのシーンになります。
このシーンでは木のミニステージが出てきます。
このステージがジプシーが踊るための装飾がされたステージに変化するまでも面白いので注目してみてください。


ジプシーの踊り子として、とっても綺麗な女性、エスメラルダが踊ります。
この姿を見ていた、フロロー、カジモド、そして大聖堂を守る隊長のフィーバスが一目惚れします。
ここから4角関係が始まるのです。


そして道化の祭りのメインイベント、誰が一番醜い顔が出来るか、そして最も醜い顔をした人を王としてたたえるイベントが始まります。
エスメラルダはカジモドを見つけ、このコンテストに出るように言い、カジモドはコンテストに出ます。
その顔を見たら皆が息を飲みますが、王としてたたえるのでした。

しかし、そんなうまくいくはずもなく、だんだんと観衆がカジモドをいじめるのです。
殴る、蹴る、そして鞭打ちまで。このシーンはかわいそうすぎて涙が出そうになりました。
この一部始終を見ていながらも、いい教育だと思い、ほおってみているフロロー。

そこにエスメラルダが止めに入るのです。
皆はエスメラルダを非難しますが、エスメラルダは一瞬の間に逃げ出すのでした。


エスメラルダは自分のせいで酷い目にあったカジモドに謝ろうと聖域である大聖堂に入るのでした。

フロローはジプシーは聖域には入れないというが、エスメラルダは強くそれを否定する。
その強い姿にフロローは少しずつ心を惹かれるのである。


そして、エスメラルダはカジモドに会い、二人で仲良く話すのであった。
塀の舞台装置をうまく変化させて、建物から町並みを見ているというシーンが表現されていました。

エスメラルダのために鐘を鳴らしてあげたカジモドでしたが、関係のない時に鐘を鳴らしたカジモドを怒りに来たフロローはまたエスメラルダに会います。
フロローはエスメラルダにこの大聖堂に住むように言うが、その下心に気づいていると言って断ります。


それからフロローはエスメラルダの姿を忘れられず、夜の道を行くのでした。
そこで見つけた、ジプシーたちが踊り明かす飲み屋。
そこでエスメラルダとフィーバスが仲良くしている姿をフロローは目撃するのでした。
この飲み屋のシーンは楽しい楽曲で、面白いですよ。
しかしそれを上からみているフロローが怖いです。

このシーンだけでなく、この作品通して言えることですが、視野を広く持った方がいいです。
一点に集中して見ちゃうとこっちで違うことが行われてたなんてことがあります。

フロローはエスメラルダは聖職者である自分の気持ちを奪ったとして、神に、エスメラルダを自分に与えるか、もしくは地獄に落としたまえと願います。
この曲「地獄の炎」ではフロローの声が見所ですよ。
でも芝さん、なんか昔と比べて声量がちょっと少なくなったのかななんて思ってしましました。
でも聞き応えありますよ!

そして、フロローはエスメラルダを魔女として大規模な捜索を始めます。


エスメラルダがいると思われる飲み屋。
しかしそこの店員はいないと言い張ります。
それでは火をつけようと、フロローはフィーバスに火をつけるように命じます。
本当にフロローは嫌な奴ですよね。
しかし、フィーバスはフロローを裏切り、エスメラルダを救おうとします。
フロローは裏切り者だということで、フィーバスと戦い、肩に傷を負わせます。
フィーバスはエスメラルダとギリギリでにげ、エスメラルダはカジモドの元へ助けを求めに行くのでした。
このシーンで歌われる「エスメラルダ」という曲は聞き応えありますよ!
本物の松明を使用し、ドキドキするシーンです。剣で戦うシーンはカッコいいです!

このシーンで1幕は終わりです。
最後もあーあーあーといって終わります。

長くなったので2幕は次の記事で書かせていただきます。

「エスメラルダ」の途中のシーンから1幕最後までのゲネプロの映像がYouTubeにあったので貼っておきます。

www.youtube.com







劇団四季「ライオンキング」

こんにちは。

今回は劇団四季のライオンキングについて書かせていただきます。

え、今更?

と思う方もいるかもしれないですが、理由があります。





12月17日からライオンキングの札幌公演の一般チケットが発売されるのです。


2017年の3月5日からライオンキング札幌公演がスタートします。

もう会員向けのチケット発売はスタートしているのですが、やはり安い席は人気のようですね〜



私も札幌にある北海道四季劇場でライオンんキングを5年前くらいに見たことがあるのですが、とてもいい劇場です。

北海道四季劇場は一階席しかないのです!

これはライオンキングやキャッツを上演するために建てられた劇場と言ってもいいかもしれませんね。

是非是非道民の皆さんに見てもらいたいです。




そこで私のオススメする席を紹介させていただきます。

まずはやはりC席です。
この劇場のC席はとってもお得ですよ。

普通東京の劇場でしたら、このくらいの近さですとS席でもおかしくないほどです。

しかも北海道四季劇場には二階席がないので、二階席がせり出しているせいで舞台の上の方が見えない・・
なんてことありません!


そしてそしてなんと値段が破格の3240円!

ありえないほどお得な席です。

しかし、人気なんですよね・・

こればっかりは会員の方が買い占められているかもしれないので、まだ空席があったらとってもラッキーです。


次は今回の公演から初めて導入された、サバンナシート。

前方の方で両サイドがサバンナシートです。

値段は5400円、学生ですと3240円です。

学生にはなんともお得!

でも大人の方でも充分お得だと思います。

約5年前の前回公演では、この席はA席として発売されていましたので、特に演出に変わりはないと思うのでお得ですよ!

しかし、劇団四季ホームページに、サバンナシートは場面によって一部見えづらいところがありますと書かれているので、そこはご了承を。

しかしそこまで見切れたりする心配はないので是非ご検討ください。


そしてそして北海道公演のチケットの最大の見所としては、ウィークデー特別料金です。

なんと、一般に関して言えば、S席、A席、B席、サバンナシートが1000円引きの料金になります。

このチケットはその名の通り、平日の夜公演に適用されます。
詳しくは劇団四季のホームページからチケット予約をすればわかると思います。

四季のホームページから予約する時、札幌のライオンキングでも、通常のものと、ウィークデーのものが別々になっているので注意してください。


平日の夜公演は、演出が違ったり、手を抜いているなんてこと一切ありませんよ!笑
とにかく人が来ないので安く設定してあるんです!

学生の方は平日の夜にいつもでは手の届かない良い席で観劇するのもいいのではないでしょうか!


さて、チケットの話はこのくらいにして、気になるキャストの予想をしたいと思います。

まずはシンバは・・僕の予想では田中彰孝さんです。
予想というか、希望です笑

田中さんはまだノートルダムの鐘のカジモド役に出演予定がないので、あわよくば・・
って感じですが、田中さんのカジモドも見たいなって気もしますがな〜

でも私の中のシンバは田中彰孝さんなんですよ!

しかし、最近若い俳優さんがシンバ役を演られているのでどの方になるのか乞うご期待です。



ナラ役は小松加奈さんでほぼ決定ではないでしょうか。
札幌出身ですし、実力もとてもある方です。
前回の札幌公演の時も約1年半、ずっとナラ役をされていましたので、今回もやられる可能性が高いです。


スカー役も渋谷さんだと思います。
北海道出身ですし、前回公演の時も活躍さていたので。

ムファサはまだわかりませんね〜
前回公演では福井晶一さんが演じられていたんですよ!
現在はレミゼラブルのジャンバルジャンなどで活躍されています!

他のキャストも予想するのは楽しいですが、劇団四季ホームページで稽古の様子などを紹介していたらまたその時、記事にしたいと思います。
その方がより正確な情報になると思いますので。

前回公演の初日では全キャストのうち、半数以上が北海道出身で固めていました。
今回もそうなるのではないでしょうか。

グランドオープン作品が同じ劇場に凱旋公演するのでやる方も見る方も気合たっぷりだと思います。

今回はざっとした紹介でしたが、初日に近づくにつれてまた紹介でしたらと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


劇団四季「ノートルダムの鐘」

こんにちは。

今回も劇団四季ミュージカル「ノートルダムの鐘」について書かせていただきます。

劇団四季ホームページや口コミなどでこの作品を紹介されている記事が多いのでその中から僕が有意義だと感じた情報をお伝えできたらと思います。



12月11日、四季劇場秋にて「ノートルダムの鐘」が開幕しました。

初日ということでもう見られたお客さんはラッキーですね。

劇団四季の作品はプレビュー公演を一般には公開していないのですが、舞台俳優さんや、有名なタレントさんがSNSなどでノートルダムの鐘のプレビュー公演を見たと報告されている方も多くいました。

意外と、東宝の作品に出ている方も見に行っている人が多かったので、意外と東宝劇団四季のつながりは深いのかも・・
なんて思いましたが、とにかくもう見に行かれた方が羨ましくてなりません。


チケットは「アラジン」が公開された時のように、すぐに1年分売り切れた!というわけではなく、2017年4月以降のチケットはまだ余裕があります。
C席の方は安くて人気なので厳しいですが、バルコニー席を含む他の席は空いています。

やはり、来年度の予定はみなさんまだ分からないのでしょうかね。

今のうちに良席を確保しておくことをお勧めします。





また、2017年3月15日に「ノートルダムの鐘」の劇団四季版でのCD発売が決定しております。

最近劇団四季はすぐにCD化をしてくれるので嬉しいですね。

このCDは通常盤と限定版があり、限定版には数量限定のオリジナル缶バッチと、ボーナストラックのついたCDが付いてくるみたいです。

通常盤3240円、限定版3780円(どちらも税込)です。
東宝が発売するCDよりは格段に安いです。

またライブレコーディングでの収録ということで、臨場感たっぷりに聞けると思いますよ!

限定版は四季劇場秋、ロフトネットストア(要会員登録)、劇団四季ウェブサイトのみの発売みたいです。
全国にある四季劇場でも発売してくれたらいいのに・・
なんて思いますが、本当に限定版なので数量が少ないんでしょうね。

気になるCD化のキャストはまだ発表されていません。
初日のキャストでほぼ決定かなと思いますが、開幕二日目のカジモドは飯田達郎さんでしたのでカジモドに関してはどちらになるのか・・

僕的には劇団員であるので飯田さんの方かな・・なんて思いますが、どちらのカジモドもきっと素晴らしいと思います。

田中彰孝さんはまだカジモドに出演する予定はないので、今回のCDでのカジモドの可能性は低いかと思います。

とにかくCD化が楽しみですね。


また、ノートルダムの鐘のグッズも販売されていますね。
こんな感じのラインナップです。

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劇団四季ノートルダムの鐘ホームページより)

こちらも四季劇場秋か、劇団四季ウェブショップでしか購入できませんが、気になる商品がいっぱいあります。

今までの劇団四季が上演したディズニーミュージカルは、どちらかというと子供向けで、また女性向けのグッズが多かったですが、今回のノートルダムの鐘は大人のミュージカルということで、かっこいい商品がいっぱいあります。
これは大人の男性が持っていてもかっこいいと思いますよ。

特に私はバックとタンブラーが気になります。。。


とりあえず今回の記事はこんな感じで終わりたいと思います。

ノートルダムの鐘については、情報が更新されるたびにいろいろ記事を書かせていただきたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


下に公演の様子の写真を貼っておきます。
どちらも劇団四季のホームページから持ってきました。f:id:mmmix:20161214140845j:plainf:id:mmmix:20161214140853j:plain劇団四季ノートルダムの鐘ホームページより)